2005年 02月 28日
EF50-200mm F3.5-4.5L |
EFレンズ望遠L玉のなかで最もレアな1本(アレな1本ともいえる)。飛行場で使っている人を見たことがないです。というか、それ以外の場所でも見たことがないです。初期のEFレンズで、たぶんにFD80-200mm F4Lの後継的なところがあったのでしょうが、 EF80-200mm F2.8Lの登場とともに消えてしまいました。そういえば、EF100-300mm F5.6Lが2001年春に販売終了になったので、いまや、AFD搭載の200mm以上の望遠レンズは皆無になったわけですね。
基本的な構成は、前玉フォーカス、直進ズーム、AFDによるやかましいAF駆動、感触のとても悪いMFリング、レンズ先端に衝撃緩和用(?)のゴムリング、といった感じで、これは同時期に販売されていたEF望遠ズームレンズに共通するもの。当時の品揃えは、高倍率のEF50-200mm F3.5-4.5、 200mmクラスのEF70-210mm F4、300mmクラスのEF100-300mm F5.6。そして、50-200と100-300には、それぞれL玉が用意されていました。あと、MFリングを省略したEF100-200mm F4.5-Aなんてのもあったっけ。
購入はもちろん中古でして、製造年月は1988年7月の玉です。1988年というと、やんごとなきお方が危篤になられ、基地祭がぜんぶ中止になり、お笑い芸人が営業を自粛した年。入社2年目の私は、ひたすらプログラミングの毎日でした。当時の印象では、初期のEFレンズなんてFDレンズに比べたらおもちゃですが、意外や意外、14年経ってもまだ使えました。さすがに、いまどきの同クラスのレンズに比べると大柄ですが、長玉者なら許容範囲でしょう。
AIサーボAFは、被写体の距離変化に俊敏に追従できるものではありませんが、レンズメーカーの在来型モータ駆動レンズに比べれば、いくぶんのアドバンテージがあります。多点測距のボディと組み合わせると、AFのロストも少なく、使い勝手はまずまず。
目下の悩みはフードの確保。本来のET-62IIは、さすがに新品では品切れなので、中古を探すか、EF50mm F1.8II用のES-62で我慢するか、 ES-62を改造するか、汎用のネジ込みフードで我慢するか、のいずれかを迫られます。EF70-210mm F4やEF100-300mm F5.6と共用フードなので、中古でフード付きのボロ玉を購入し、不要な玉を売却するのが一番簡単そうですが、これだと、フード代が8千円前後になりそう。
いちおう、それっぽく私的レンズ評なんぞも。星5つが最高です。尖がった玉やダメな玉ほど愛着が湧いてくるので、愛玩度は最高です(笑)。 EF70-200mm F4L USMなど、優等生すぎて眼中にありません。
▼更新履歴
2003.01.20 記
2005.02.28 採点修正
基本的な構成は、前玉フォーカス、直進ズーム、AFDによるやかましいAF駆動、感触のとても悪いMFリング、レンズ先端に衝撃緩和用(?)のゴムリング、といった感じで、これは同時期に販売されていたEF望遠ズームレンズに共通するもの。当時の品揃えは、高倍率のEF50-200mm F3.5-4.5、 200mmクラスのEF70-210mm F4、300mmクラスのEF100-300mm F5.6。そして、50-200と100-300には、それぞれL玉が用意されていました。あと、MFリングを省略したEF100-200mm F4.5-Aなんてのもあったっけ。
購入はもちろん中古でして、製造年月は1988年7月の玉です。1988年というと、やんごとなきお方が危篤になられ、基地祭がぜんぶ中止になり、お笑い芸人が営業を自粛した年。入社2年目の私は、ひたすらプログラミングの毎日でした。当時の印象では、初期のEFレンズなんてFDレンズに比べたらおもちゃですが、意外や意外、14年経ってもまだ使えました。さすがに、いまどきの同クラスのレンズに比べると大柄ですが、長玉者なら許容範囲でしょう。
AIサーボAFは、被写体の距離変化に俊敏に追従できるものではありませんが、レンズメーカーの在来型モータ駆動レンズに比べれば、いくぶんのアドバンテージがあります。多点測距のボディと組み合わせると、AFのロストも少なく、使い勝手はまずまず。
目下の悩みはフードの確保。本来のET-62IIは、さすがに新品では品切れなので、中古を探すか、EF50mm F1.8II用のES-62で我慢するか、 ES-62を改造するか、汎用のネジ込みフードで我慢するか、のいずれかを迫られます。EF70-210mm F4やEF100-300mm F5.6と共用フードなので、中古でフード付きのボロ玉を購入し、不要な玉を売却するのが一番簡単そうですが、これだと、フード代が8千円前後になりそう。
いちおう、それっぽく私的レンズ評なんぞも。星5つが最高です。尖がった玉やダメな玉ほど愛着が湧いてくるので、愛玩度は最高です(笑)。 EF70-200mm F4L USMなど、優等生すぎて眼中にありません。
☆★★★ 写りそれにしても気になるのは、EF70-210mm F4との画質の違い。かたや蛍石使用のL玉なれど4倍ズーム(中古価格4万円)。かたや非L玉なれど3倍ズームでF値固定の通好みの玉(中古価格1万円)。200mm端で比較した場合、はたしてどちらが上なのか? 50-200Lは価格差に見合った描写力を持ち合わせているのか? 疑問は深まるばかり…
☆★★ AFの俊敏性
★ MFの心地よさ
★★★ 手持ちのフィット感
☆★ 費用対効果
★★★★★ 愛玩度
▼更新履歴
2003.01.20 記
2005.02.28 採点修正
by aim-120a
| 2005-02-28 23:59
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