2005年 03月 03日
EF100-300mm F5.6L |
黎明期のEF望遠ズームレンズのネタが続いたので、調子にのって100-300Lです。
初めてEOSを購入したとき、あわせて購入したEF望遠レンズがこれでして、他に手ごろなEF望遠レンズの選択肢が無かったので、1990年から1991 年まで愛用していました。今の目には何かと難ありな玉ですが、様々な被写体をAFで追ってみては、「ここまではいける」、「こりゃダメだ」と、一喜一憂しながら楽しんだものです。
「いつ消えてもおかしくない非USM前玉フォーカスの生きた化石レンズ」などど旧サイトでは揶揄してしまいましたが、意外と長寿でしたね。さすが、腐ってもL玉(笑)。当時のカメラ本によると、この玉、光学系はFDと同じみたいです。他にも、初代EF300mm F2.8L USM、初代EF400mm F2.8L USM、EF500mm F4.5L USMが、FDの光学系を踏襲しているようです。でも、なんでFD80-200mm F4LのEF版を作らなかったのか謎。けっこう要望が多かったと思うんだけど。
さて、私的レンズ評。300mm端のキレが不満ですが、描写が破綻するわけではないので、写りは星3つ。でも、この写り、このAF性能、この操作性で中古価格3万円台後半というのは、あんまりだと思うぞ(7万円台で新品を買った時もそう思ったけど)。 売ってしまった玉の愛玩度をどう判断するかは難しいものがありますが、いちおう、売却までの使用頻度に基づいて星をつけておきます。EF300mm F2.8L USM購入資金の一助として売却したので、別に可愛がっていなかったわけではありません。
ところで、最近のこのクラスのEFレンズの品揃えを眺めると、
そうはいっても、品揃えが昔より廉価玉と高級玉に二極分化している現状を見るに、このような「ちょっと高級玉」の需要は、今後ますます無くなっていくのでしょうね。
そうだ、キヤノンが作らないなら、シグマでもいいぞ。APO TELE MACRO 100-300mm F5.6 EX IF DG OS HSMってのでどうだ!
▼更新履歴
2003.04.10 記
2005.03.03 採点修正
▼EF70-210mm F4
http://aim7.exblog.jp/11173095/
初めてEOSを購入したとき、あわせて購入したEF望遠レンズがこれでして、他に手ごろなEF望遠レンズの選択肢が無かったので、1990年から1991 年まで愛用していました。今の目には何かと難ありな玉ですが、様々な被写体をAFで追ってみては、「ここまではいける」、「こりゃダメだ」と、一喜一憂しながら楽しんだものです。
「いつ消えてもおかしくない非USM前玉フォーカスの生きた化石レンズ」などど旧サイトでは揶揄してしまいましたが、意外と長寿でしたね。さすが、腐ってもL玉(笑)。当時のカメラ本によると、この玉、光学系はFDと同じみたいです。他にも、初代EF300mm F2.8L USM、初代EF400mm F2.8L USM、EF500mm F4.5L USMが、FDの光学系を踏襲しているようです。でも、なんでFD80-200mm F4LのEF版を作らなかったのか謎。けっこう要望が多かったと思うんだけど。
さて、私的レンズ評。300mm端のキレが不満ですが、描写が破綻するわけではないので、写りは星3つ。でも、この写り、このAF性能、この操作性で中古価格3万円台後半というのは、あんまりだと思うぞ(7万円台で新品を買った時もそう思ったけど)。
ところで、最近のこのクラスのEFレンズの品揃えを眺めると、
- 安価だけが取柄の EF90-300mm F4.5-5.6 USM
- ISだけが取柄の EF75-300mm F4-5.6 IS USM
- AFだけが取柄の EF100-300mm F4.5-5.6 USM
- 安価だけが取柄の EF75-300mm F4-5.6 各型
- 蛍石だけが取柄の EF100-300mm F5.6L
- さしたる取柄のない EF100-300mm F5.6
そうはいっても、品揃えが昔より廉価玉と高級玉に二極分化している現状を見るに、このような「ちょっと高級玉」の需要は、今後ますます無くなっていくのでしょうね。
そうだ、キヤノンが作らないなら、シグマでもいいぞ。APO TELE MACRO 100-300mm F5.6 EX IF DG OS HSMってのでどうだ!
▼更新履歴
2003.04.10 記
2005.03.03 採点修正
▼EF70-210mm F4
http://aim7.exblog.jp/11173095/
by aim-120a
| 2005-03-03 23:59
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