2011年 04月 23日
カメラマン 2010年12月号 |
月刊カメラマン誌といえば、年末恒例の毒舌座談会。
数年前まで、アベちゃんがキヤノンを腐し、ナワ先生とタッグを組んでフォーサーズ陣営を痛めつけていたものですが、このところ、キヤノンの広告量に編集部が満足しているとみえ、キヤノンを腐すアベちゃんの舌鋒がかなり鈍っています。EOS 7Dに至っては褒めているほど。まあ、過去の言動を知っている筆者なんぞは、行間にやや無理を感じておりますが(笑)
一方、フォーサーズ陣営への攻撃、とりわけ、パナへの攻撃は容赦ありません。座談会では「一眼」呼称を何かのひとつ覚えのように腐し、付録の「デジカメBOOK」でも、短所に「一眼」呼称をあげつらい、高感度ノイズの採点はコンパクトデジタルカメラ並みの低評価(5段階評価の2)。まあ、パナはここしばらくカメラ雑誌への広告を止めていましたからね。
そんなパナですが、DMC-GH2の発売とともにカメラ雑誌への広告を復活。といっても、たった1ページですけど。とはいえ、0と1では大きな違い。1ページの広告でどのくらい毒舌が減ったのか、昨年末の2010年12月号で確認してみました。
まず、ナワ先生が座談会から消えました。付録の「デジカメBOOK 2010-2011」の評者からも消えています。おかげで、マイクロフォーサーズ機の高感度ノイズを一律2点にする人がいません。DMC-GH2は、アベちゃんが未使用につき座談会、デジカメBOOKともノーコメント。そして他の2名の評者が高感度ノイズ4点のご祝儀採点。しかも山Q絶賛。これは広告効果絶大です。
ちなみにアベちゃん、他のマイクロフォーサーズ機の高感度ノイズは一律3点。にもかかわらず、並みのコンパクトデジタルカメラでしかないリコーGXR P10(35mmフィルムカメラで28-300mm相当のユニット)に4点をつける不可解さ。あ、いや、これは不可解でも何でもありませんね(笑)
恒例の「一眼」呼称叩きは、デジカメBOOKでは完全に封印。座談会の発言でP.57に1箇所だけ。それも、
不参加のナワ先生、逃げたわけでなくスケジュールの都合と日記に書かれておりましたが、ちょうど座談会があったと思われる2010年10月の日記を拝見すると、いつになくパナへの厳しいご意見を見出すことができます。
DMC-GH2の「0.1秒 世界最速AF」は極めて限定された条件下での数値でありますが、そのへんの設定条件と情報公開は、過去にオリのE-3、ミノルタのα-7が世界最速AFをカタログでうたったときと比較し、問題があるとはまったく思えません。
記憶力の減退を感じる今日この頃ですが、はて、E-3やα-7のときも同様の苦言を呈しておりましたっけ?
▼Panasonic LUMIX DMC-GH2
http://aim7.exblog.jp/11321562/
P.S. これは2010年12月の記事だけどブックマーク。反パナ党も、反マイクロフォーサーズ党も、技術的達成度の高い製品には、素直に敬意を表しましょうよ。同じ日本人なんだし。
▼パナソニックDMC-GH2が実現した「0.1秒AF」の秘密
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/interview/20101224_416051.html
P.S. タイトルを"Panasonic LUMIX DMC-GH2 -2-"から"カメラマン 2010年12月号"に改題しました。
数年前まで、アベちゃんがキヤノンを腐し、ナワ先生とタッグを組んでフォーサーズ陣営を痛めつけていたものですが、このところ、キヤノンの広告量に編集部が満足しているとみえ、キヤノンを腐すアベちゃんの舌鋒がかなり鈍っています。EOS 7Dに至っては褒めているほど。まあ、過去の言動を知っている筆者なんぞは、行間にやや無理を感じておりますが(笑)
一方、フォーサーズ陣営への攻撃、とりわけ、パナへの攻撃は容赦ありません。座談会では「一眼」呼称を何かのひとつ覚えのように腐し、付録の「デジカメBOOK」でも、短所に「一眼」呼称をあげつらい、高感度ノイズの採点はコンパクトデジタルカメラ並みの低評価(5段階評価の2)。まあ、パナはここしばらくカメラ雑誌への広告を止めていましたからね。
そんなパナですが、DMC-GH2の発売とともにカメラ雑誌への広告を復活。といっても、たった1ページですけど。とはいえ、0と1では大きな違い。1ページの広告でどのくらい毒舌が減ったのか、昨年末の2010年12月号で確認してみました。
まず、ナワ先生が座談会から消えました。付録の「デジカメBOOK 2010-2011」の評者からも消えています。おかげで、マイクロフォーサーズ機の高感度ノイズを一律2点にする人がいません。DMC-GH2は、アベちゃんが未使用につき座談会、デジカメBOOKともノーコメント。そして他の2名の評者が高感度ノイズ4点のご祝儀採点。しかも山Q絶賛。これは広告効果絶大です。
ちなみにアベちゃん、他のマイクロフォーサーズ機の高感度ノイズは一律3点。にもかかわらず、並みのコンパクトデジタルカメラでしかないリコーGXR P10(35mmフィルムカメラで28-300mm相当のユニット)に4点をつける不可解さ。あ、いや、これは不可解でも何でもありませんね(笑)
恒例の「一眼」呼称叩きは、デジカメBOOKでは完全に封印。座談会の発言でP.57に1箇所だけ。それも、
こうやってムービー一眼とか、いろいろ勝手に一眼って名前を使うからイヤなの。と、広告を見開き2ページにして欲しい編集部の要望でとりあえず言ってみた程度にトーンダウン。
だけど、でも、すごいよね
不参加のナワ先生、逃げたわけでなくスケジュールの都合と日記に書かれておりましたが、ちょうど座談会があったと思われる2010年10月の日記を拝見すると、いつになくパナへの厳しいご意見を見出すことができます。
- 10月6日はDMC-GH2の「0.1秒 世界最速AF」にご意見
- 10月7日はセンサーサイズ未公表にご意見
- 10月10日はα55との比較でDMC-GH2のAFにご意見
- 10月17日はDMC-GH2の動画中の静止画撮影の静止画ピクセル数にご意見
DMC-GH2の「0.1秒 世界最速AF」は極めて限定された条件下での数値でありますが、そのへんの設定条件と情報公開は、過去にオリのE-3、ミノルタのα-7が世界最速AFをカタログでうたったときと比較し、問題があるとはまったく思えません。
記憶力の減退を感じる今日この頃ですが、はて、E-3やα-7のときも同様の苦言を呈しておりましたっけ?
▼Panasonic LUMIX DMC-GH2
http://aim7.exblog.jp/11321562/
P.S. これは2010年12月の記事だけどブックマーク。反パナ党も、反マイクロフォーサーズ党も、技術的達成度の高い製品には、素直に敬意を表しましょうよ。同じ日本人なんだし。
▼パナソニックDMC-GH2が実現した「0.1秒AF」の秘密
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/interview/20101224_416051.html
P.S. タイトルを"Panasonic LUMIX DMC-GH2 -2-"から"カメラマン 2010年12月号"に改題しました。
by aim-120a
| 2011-04-23 15:57
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