2008年 02月 03日
TOKINA AT-X400 AF 400mm F5.6 |
念願のサンニッパを購入し、この先10年レンズを買い足したり買い替える必要は絶対あるまい、と自分にも周囲にも断言したはずが、わずか5ヶ月のうちにレンズが2本増えました。1本はトキナーのAF235 20-35mm F3.5-4.5。もう1本は同じくトキナーのAT-X400 AF 400mm F5.6です。前者は、トキナーが気合を入れて世に送り出した初の広角ズームレンズということで、ちょうど20mmを使ってみたくなったこともあり、ものは試しに買ってみました。後者は、やっぱりサンニッパは重いので(笑)、気軽に1本持って出かけたい時のために買ってしまいました。ちなみに、どちらも発売開始後1週間以内の購入です。
さて、そのAT-X400の方ですが、貧者の超望遠でしのぎを削っていたシグマの玉を打倒すべく、最短撮影距離2.5m、絞り羽根9枚、内蔵フードもちょっと長め、と痒いところに手が届く作り。鏡筒も金属を多用し、デザインも黒鏡筒に赤線、とL玉もどきなところもそそります。MFリングもそこそこ幅広で、スカスカなりにも遊びはなく、感触は悪くないです。AF時にクルクル回るところは大目に見ましょう。写りだって、シグマの玉よりちょっぴりシャープだし、何よりも開放からしゃきっと写ります。発色だって癖がないです。これでお値段が4万円代とは、なんて素晴らしい!
でも、EOS用はAFがヨレヨレなんです…
AIサーボAFでピントが止まりません。ワンショットAFならピントが止まりますが、とて~も怪しい位置に止まります。それでも、多少のじゃじゃ馬は馴らして使おうと思ったのですが、AF235までもが同じなんです。もっと言うと、その後AT-X 100-300mm F4とかAT-X 300mm F4とかAT-X 17mm F3.5も使ったのですが、程度の差こそあれ、トキナー製のEFマウント玉はどれも…(以下自粛)
にもかかわらず、飛行場でEOSユーザーが使っているのをよく見かけたのですが、はて、彼らはいったいどんな使い方をしていたのか、とっても謎であります。 カタログには、「動体予測に対応する軽快なAF」をうたっていましたが、それは、ボディ内モータAF駆動のN用M用P用でしか機能しないようです。ちなみに、友人がN用の玉を愛用していましたが、AFは軽快でまったく問題ありませんでした。N用M用P用なら、AFの俊敏性★★★、費用対効果★★★★。お値段と性能のバランスの良さで今でも充分お薦めの玉です。
90年代中頃の貧者の超望遠として一時代を築いた玉だと思うのですが、98年夏には販売終了になってしまいました。カメラ本の記事では、AT-X 80-400mm F4.5-5.6が売れているおかげで、単焦点400mm F5.6が不要になったとも言われています。これは、ライバルのシグマの方も同様のようです。AT-X PRO仕様で復活したら粋だと思うのですが、まず期待薄ですね
そうそう、製造中止の時期から見て、EOS用に関するなら、EOS-3以降のボディへの装着は確実にNGなはずなので、中古購入時はご注意あれ。もっとも、最近はほとんど見かけないんですけど…
▼更新履歴
2004.04.26 記
2008.02.03 採点修正
▼EF300mm F2.8L USM
http://aim7.exblog.jp/15684814/
▼SIGMA APO 400mm F5.6
http://aim7.exblog.jp/11195472/
さて、そのAT-X400の方ですが、貧者の超望遠でしのぎを削っていたシグマの玉を打倒すべく、最短撮影距離2.5m、絞り羽根9枚、内蔵フードもちょっと長め、と痒いところに手が届く作り。鏡筒も金属を多用し、デザインも黒鏡筒に赤線、とL玉もどきなところもそそります。MFリングもそこそこ幅広で、スカスカなりにも遊びはなく、感触は悪くないです。AF時にクルクル回るところは大目に見ましょう。写りだって、シグマの玉よりちょっぴりシャープだし、何よりも開放からしゃきっと写ります。発色だって癖がないです。これでお値段が4万円代とは、なんて素晴らしい!
でも、EOS用はAFがヨレヨレなんです…
AIサーボAFでピントが止まりません。ワンショットAFならピントが止まりますが、とて~も怪しい位置に止まります。それでも、多少のじゃじゃ馬は馴らして使おうと思ったのですが、AF235までもが同じなんです。もっと言うと、その後AT-X 100-300mm F4とかAT-X 300mm F4とかAT-X 17mm F3.5も使ったのですが、程度の差こそあれ、トキナー製のEFマウント玉はどれも…(以下自粛)
にもかかわらず、飛行場でEOSユーザーが使っているのをよく見かけたのですが、はて、彼らはいったいどんな使い方をしていたのか、とっても謎であります。
90年代中頃の貧者の超望遠として一時代を築いた玉だと思うのですが、98年夏には販売終了になってしまいました。カメラ本の記事では、AT-X 80-400mm F4.5-5.6が売れているおかげで、単焦点400mm F5.6が不要になったとも言われています。これは、ライバルのシグマの方も同様のようです。AT-X PRO仕様で復活したら粋だと思うのですが、まず期待薄ですね
そうそう、製造中止の時期から見て、EOS用に関するなら、EOS-3以降のボディへの装着は確実にNGなはずなので、中古購入時はご注意あれ。もっとも、最近はほとんど見かけないんですけど…
▼更新履歴
2004.04.26 記
2008.02.03 採点修正
▼EF300mm F2.8L USM
http://aim7.exblog.jp/15684814/
▼SIGMA APO 400mm F5.6
http://aim7.exblog.jp/11195472/
by aim-120a
| 2008-02-03 23:59
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